160g
マダイや根魚、アオモノも釣れる。ジギングのように疲れない。初心者でも釣れる。インチクゲームは、手軽さと釣果の大きさで熱い注目を浴びている。そもそも、プロの漁師さんたちが使ってきた日本の伝統漁具。鉛シンカーが巻きおこす乱流によりタコベイトがゆらゆらと揺れ、ジョイントルアーさながらに喰わせるのがメカニズムだ。「タコベイトは揺れるほどいい」「鉛は光るほどいい」「インチクが回転すると釣れない」など、経験豊富な漁師さんたちの証言を得ながら、シマノは独自の開発に着手。光の乱反射効果の大きい6面体構造、スプーンのようにヒラヒラと揺れるエッジの立った扁平デザインを採用するなど、伝統漁具と最新ルアーテクノロジーを融合させたインチク、炎月BOTTOMSHIP（ボトムシップ）を完成させた。

高活性マダイに、カブラを超える効果。
炎月BOTTOMSHIPはカブラより大きく、一般的なインチクに比べ光の乱反射も派手なので、高活性時のマダイ狙いに絶大な効果を発揮する。使い方は、カブラと同じスローのタダ巻きでOK。違う点は、軽く投げて「斜め引き」する方が効果的なところだ。これにより、鉛シンカーが大きな乱流を生みだしタコベイトを揺らせるとともに、鉛シンカー本体がスプーンのようにヒラヒラと揺れ、光の乱反射効果も高まる。

ボトムバンピングで、根魚も狙える
光の乱反射＆タコベイトのゆらゆらアクションは、根魚にも効果絶大。ジグでは難しかったスローでソフトな誘いが、いとも簡単に演出できる。また、鉛シンカーが底に着いてからフックが舞い降りるまでに時間差があるので、底を叩いても根掛かりを回避できる。根魚も、炎月BOTTOMSHIPなら狙って釣れるのだ。

アオモノもお手のもの。
アオモノは、光の乱反射で喰わせるのが基本。タコベイトは、それだけでは喰わない魚へのダメ押し効果として機能する。巻き方は、マダイ狙いよりやや速いくらいのスローでOK。ジグではフッキングに至らない浅場のアオモノも、意外に簡単に喰わせられる。もちろん高活性の場合は、高速シャクリもOK。この場合は、鉛シンカー下部のリングにタコベイトフックを装着することにより、糸絡みを防げる。

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