136mm/20g
流されることが正義！
ある満月の日、膝程しかないシャローエリアに入り込んだランカーサイズを見つけた。
キャスティングの手を止めしばらく観察する事にした。
ボトムにしっかり張り付き、流れに頭を向けて微動だにしない。
やがてベイトの群れがサーフェイスを流れてきた時、ゆっくり浮かび上がり優しく吸い込んで元居た場所に何事もなかったように戻っていった。
静かではあったが衝撃の一瞬だった。
単に老才魚という訳でも無く、遊泳によるカロリー消費量は少なく、安定して大量にベイトを補食出来る環境で育って初めてランカーといわれる体格が備わると言うことに気づいたのです。
それからシャローエリアにおけるランカーについて研究を重ねました。
何時の日にか私たちは、シャローエリアのランカーを選んで釣る事に対して以前ほど難しいと感じなくなっていました。
なぜなら、８フィートロッドを使って、流されるベイトを演出出来るシンキングペンシルを開発したからです。
求めたのはローテーションドリフト時の仮想中性浮力に特化したルアーです。
ラインスラッグのテンションだけで、浮かず沈まずの中性浮力をキープします。
８〜９フィート程度のロッドで、ティップを立ててご使用ください。
※タックルセッティングや流速によって多少使い方が異なります。

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