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120mm/20.5g 【動きの特徴】 最大の特徴は、テーブル・ターンと呼ばれる、ルアーは左右へと頭を振りますが、スライドはしていきません。この点が、ザラ・スプークなどの多くのペンシル系のルアーと大きく異なる事です。 【音の要素】 ベイトフィッシュが逃げ惑う時に出すポッピング音と捕食音のチャガ―音でルアーを意識させる。 【ウィードレス機能】 シャンプー・ハットとも呼ばれるエリマキが障害物を乗り越えるために、ダブル・フック仕様にすると障害物への絡みがほぼ無くなる。 最大の動きの特徴でもあるテーブル・ターンと呼ばれる動きは、リトリーブ・ライン上で左右に大きく頭を振りながらもリトリーブ・ラインから外れることなく戻ってきます。これによって、リリーパッドなどの水生植物の中にルアーを通す事が出来るわずかなスペースがある場合には、ドッグ・ウォークで左右へと移動するルアーよりもテーブル・ターンのアクションがストライクを作りやすいのです。このアクションを生みだすためにはスラック・ラインを使いますのでラインに伸びがない方がやりやすくなります。つまり、ラインを太くしておくことによって、ストライクを創り出すための、バスを誘う動きを出しやすくなります。また、ロッドもファース・テーパーで少し張りがあるタイプがベストマッチになると思います。細かい動きを出すためには、なるべく短めなロッドを選ぶ事もお勧めです。 スラックラインを活用して、テーブル・ターン・リトリーブを行う中、スラックを出さずにショート・ストロークで引ききればポッピング・サウンドを出しながらルアーはまっすぐ近づいてきます。ロッド・ストロークをもう少し長めにとって引ききれば、大きめなスプラッシュと共にチャガ―・サウンドを出します。どの音、どの動きが良いというよりも、組み合わせることによってストライク率が急激に上がりますので、リズムを単調にしないようにしてください。 僕のように、ソフト・カバーを狙う事が多いアングラーに是非ともお勧めしたいのがダブル・フック仕様です。シャンプー・ハットが障害物をはじいてくれますが、それだけではカバーの中を安心して通すことはできません。トレブル・フックの1本を切ってダブルフック仕様にすると良いでしょう。トレブル・フックはアイの付いているダブル・フック側を親鍼、そしてロウ付け溶接されているシングル・フックを子鍼と呼びますが、この子鍼を切るのです。注意すべき点は、テール・フックは子鍼を切った上で、フックの向きを上下逆にする必要があります。もちろん、カバーの中を狙いますので、ラインは太めに、そしてロッドはパワー・アップしておかないとランカーを引き出すことができませんのでご注意ください。 スミスホームページ